コミケの世界事情

※替え歌です！！！
　そういうのが苦手な方はスルーorz




 意味と夢と利益を集めて
作られてしまったコミケは
終わった人たちを出会わす機会らしい
【これは人の昔のお話】
人一人は涙を流して
また買いたいと呟いた
ヲタク達の街の　終末実験は　
昨日時点で予想通り　gdgdすぎて
その時点でもう諦めたほうが良いでしょう？
次のコミケは街の隙間で
そんな藍色の　夢見てた
期待ハズレのコミケの先で
薄くて高い本飛び散った
泣き叫ぶ売り子を　目覚めない僕は見ていた
参加者進みだすのを止めて
コミケもろとも眩みだそうとする
この戦は終わらない

夢と本と未来を合わせて
ただただ減っていく札束
「この財布はどうやら少しヤバイらしい」
【これは人と人とのお話】
売り子さんの手の中の元へ
もうお金は届かない
枯れる人間の声　蒸せる炎天下の目
夏バテしたコミケに　はじき出された様な
蝉の声がもう鳴り響き始めても
ユラユラ揺れる　溶ける身体じゃ
伸ばした手も届かなくて(本に)
期待ハズレのコミケの先で
電車はふざけて立ち止まって
踏み潰される時間を　反対車線で見ていた
機会仕掛けのコミケを抜けて
ヲタクの落ちるコミケの風景へと
君の目で
熱いオタクはどこかに消えて
イベントは何度でも過ぎ去って
「また来年だね」と笑いあう　そんなコミケなら？
期待ハズレのコミケの隙間
予報外れの雨が降ってきた
その時に　その時に
例えコミケが書き換わっていても
あの目は